近代の剣豪 榊原健吉 考案 木工職人作製の勝扇(頑固扇)です。
携帯性が高く鉄扇術等の武術を実践することが可能な木扇子を商品として形にすることが出来ました。
材質は本赤樫。
硬さと重厚感を重視した材種を使用。
全長約29.6センチ
総重量約60グラム
手作り品のため、サイズに多少の誤差があります。
一本一本職人の手造りです。
着色系の朱色のような色ではありません。遠目に見れば白樫と誤解するかもしれませんが、赤樫です。
商品ごとに色合いや木目の調子が異なる場合があります。
また、付属している蜻蛉玉はサービス品のため、実物の柄が写真と異なる場合があります。
ここまで繊細に形状に拘った頑固扇は鉄扇堂以外にはありません。これはお約束できます。
本当に良い物を求める方へ、自信を持ってお勧めします。
時折、植物性の油をひくなどしてお手入れしていただくといっそう長くお使いいただけるかと思います。
本形状はある意味一般的な木刀よりも加工が難しい物となります。
扇子らしい傾斜を付けた上に親骨をしっかりと表現することにより、鉄扇術・なえし・十手術等しっかりとした稽古に使えます。
携帯性を重視し、かつ上品な仕上がりとなっております。
(直心陰流)榊原 鍵吉 さかきばら けんきち、文政13年11月5日(1830年12月19日) - 明治27年(1894年)9月11日)は、幕末から明治にかけての武士、剣術家。 諱は友善(ともよし)。
明治9年(1876年)、廃刀令が出ると、刀の代わりに「倭杖」(やまとづえ)と称する、帯に掛けるための鉤が付いた木刀(政府に遠慮して杖(つえ)と称していた)と、脇差代わりの「頑固扇」と称する木製の扇を考案し、身に着けた。